お茶のお稽古の日は、なんだか朝からそわそわと緊張します。

お茶室に通い始めて早3年が経ちましたが、お茶の世界では新人。気分的にもそして知識やお点前の所作も新人。

単純にお茶を点てる所作を習う場所ではないことは分かってはいたつもりですが、通うたびに小さな空間で起こる新しい物事に「果てしない宇宙」に足を踏み入れてしまったような気持ちになります。すべてをわかるのに一生では足りない。。

心構えとして、いつもあれやこれやと忙しそうな考える頭は無視して、手や足や目の感覚に任せるようにしています。お茶室の時間は、集中してお茶の時間でしかないので、それ以外のことが入り込む隙がなく、自然に瞑想のような時間になっています。私にとって日常をリセットできるかのような貴重な時間です。

さて、、
宣伝です 笑
初釜に着物と合わせたいアフリカンプリントの数寄屋袋を作りました。
本来の目的どおり、お茶のお稽古道具入れとしても使えますし、御朱印帳入れ、クラッチバッグとしても使えます。
裏地は播州織です。革ひもをぐるっと2周させて留めるタイプです。
革ひもの端には、アフリカのパーツ(ビーズやエチオピアの真鍮クロスやタカラガイ)を気まぐれにつけています。

同じ柄の古帛紗とセットになります。古帛紗は、1本の糸で手縫いしています。

同じ柄の生地であっても柄の使い方やパーツは1つ1つ違う1点ものです。
アフリカンカラーで彩る日本のクラシカルな小物。
日常を演出するための1アイテムに!